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手倉森誠氏がパリ五輪目指すU―23タイ代表監督の最有力候補に

[ 2023年12月18日 02:00 ]

手倉森誠氏
Photo By 代表撮影

 仙台監督や日本代表コーチを務めた手倉森誠氏(56)が来夏のパリ五輪出場を目指すU―23タイ代表監督の最有力候補に挙がっていることが16日、分かった。複数の関係者が明かした。

 23年5月にチョンブリー(タイ)監督に就任。16チーム中15位と低迷する責任を取って7日に辞任したが、昨年パトゥム(タイ)を率いてACLベスト8に導いた実績は同国で高く評価されている。悲願の五輪初出場を目指すタイ代表は、4月のU―23アジア杯1次リーグ(カタール開催)でサウジアラビア代表やイラク代表らと同組。強豪揃いで過密日程の中、16年にU―23日本代表を率いてリオ五輪出場に導いた経験も強みになりそうだ。

 タイ代表は石井正忠監督、同U―20代表はシュタルフ悠紀リヒャルト監督が就任。手倉森氏は中国リーグからも熱視線を浴びるが、就任が決まれば日本人ラインで代表強化をしていくことになる。

 ◇手倉森 誠(てぐらもり・まこと) 1967(昭42)11月14日生まれ、青森県五戸町出身の56歳。08年に仙台で監督キャリアをスタートさせ11年に4位、12年に2位の成績を残した。14年からリオ五輪を目指すU―21日本代表監督に就任。リオ五輪本大会は1勝1分け1敗の1次リーグ敗退に終わったが、その後は日本代表コーチとして18年W杯ロシア大会のベスト16進出に貢献。19年にJ2長崎監督就任し、21年から仙台監督に就任。22年1月にパトゥム監督、23年5月からチョンブリー監督に就任した。1メートル74、78キロ。

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